白紙の舞台に無限の未来を描こう

こんにちは、りさです。
今回は「未来をどう描くか」
についてお話ししますね!
毎朝のライブも気づけば13日目になりました。
最初は「続けられるのかな?」
と半信半疑で始めたことも、
今ではすっかり習慣になり、
むしろ「今日は何を話そうかな」
とワクワクしながら考える自分がいます。
ここまで続けられたのは、
聞いてくださる方がいて、
コメントしてくださる方がいて、
一緒にアウトプットしてくださる仲間がいるから。
本当にありがたいなと感じています。
人は環境に引っ張られる生き物だとよく言いますが、
まさにその通りで、
ひとりでは難しいことも、
誰かと一緒なら乗り越えられる。
そうやって少しずつ、
自分の中の殻が破れていくのだと思います。
さて、冒頭でもお話しした通り、
今回は未来について。
未来には大きく分けて二種類あります。
ひとつは〝過去の延長線上にある未来〟。
もうひとつは〝新しい未来〟。
〝過去の延長線上にある未来〟は、安心できます。
なぜなら、これまでの自分の選択や
体験から予測できる範囲だから。
これは、ぬるま湯に浸かっている状態でもあります。
イレギュラーはあるかもしれないけれど、
おおむね同じようなパターンが繰り返される。

ある意味、舞台で同じ台本を
演じ続けているようなものです。
セリフも動きも決まっていて、
観客から見ても安心して見ていられる。
けれど、そこに大きな驚きや感動はありません。
一方で〝新しい未来〟は、
真っさらな台本を自分で描いていく未来です。

これまで演じたことのない役を自分が演じる。
観客も見たことがない舞台を目の前で繰り広げる。
それは恐怖でもあるけれど、
大きなワクワクを伴うものです。
この2つの未来、どちらを選ぶかで、
人生はまったく違う方向に進みます。
私自身、ずっと「過去の台本」を
なぞって生きてきました。
20代のうちに結婚して、
子どもを産んで、家庭を築けば幸せになれる。
そんな価値観に縛られていました。
家庭環境から「お金があれば幸せ」
という考え方が染みついていて、
大学時代は「玉の輿に乗りたい」
と本気で思っていたほどです笑
自分で働いて稼ぐという発想よりも、
誰かに選ばれて支えられることが幸せだと信じていました。
けれども実際に結婚し、子どもを授かり、
ある程度は理想に近い形を手に入れたときに思ったのです。
「あれ、なんだか思っていたほど幸せじゃない」
もちろん大切な家族はいます。
でも、心の奥にぽっかりと空いた穴のようなものが残っていました。
「これで幸せになれるはずなのに、なぜだろう?」
そんなモヤモヤを抱えたまま、日々を過ごしていました。
周りを見れば、同じように
結婚や子育てをしている人の中にも、
心から楽しそうに生きている人がいる。
一方の私は「どこか満たされない」
と感じ続けている・・・。
その違いはどこにあるんだろう?
と考えるようになりました。
そしてようやく気づいたのです。
私は他人から与えられた台本を演じていただけで、
本当の意味で自分の人生を生きていなかったのだと。
もちろん、そう気づいたからといって、
すぐに大きな行動に移せたわけではありません。
けれども、「ちょっと副業について調べてみようかな」とか、
「自分の気持ちをノートに書いてみよう」
といった小さな一歩から始めました。
そして少しずつ
「私でも挑戦できるかもしれない」
と思えるようになり、副業を始め、
自分の力で収入を得ることに挑戦しました。
最初は不安でいっぱいでした。
「失敗したらどうしよう」
「笑われたらどうしよう」
って。
けれども、小さな挑戦を積み重ねるうちに
「私は新しい物語を生きてもいいんだ」
と思えるようになりました。
もちろん今でも、
古い台本に引き戻されそうになる瞬間はたくさんあります。
「やっぱり安全なほうがいいんじゃない?」
「挑戦なんてやめておこうよ」
と心の声がささやく。
でもそのたびに
「いや、違う」
と自分に言い聞かせて、
未来の舞台に立ち直すのです。
とはいえ、人は放っておけば
何度でも過去の台本に引き戻されます。
だからこそ、大切なのは日々の積み重ね。
未来を描くときに本当に力になるのは、
毎日の小さな習慣なのです。
大きな夢や目標を掲げても、
1日でそこにたどり着くことはないですよね。
例えば、ダイエットなんかは、
水着の似合う体型を思い描いても、
いきなり翌日そうなっているわけではないです。
運動をしたり、食事を見直したり、
その日々の積み重ねが未来の自分をつくります。
ブログも同じです。
毎日一記事書くこと。
それだけでも、半年後、一年後の未来は大きく変わります。
習慣化が続けられない人は、
目標を小さく設定してみてください。
例えば「毎日ブログ1記事」が難しければ、
「今日は一つの見出しだけ書く」でもいい。
読書なら「1冊読む」ではなく「1章読む」。
ハードルをとことん下げて、
とにかく続けること。
これが未来を変える力になります。
でももし、「未来を描く」と言われても、
過去の延長でしか考えられない
って人もいるかもしれません。
そんなときは妄想でいいんです。
「こんな家に住みたい」
「こんな仲間とつながっていたい」
「こんな働き方をしたい」
ここでポイントなのは、
現実的かどうかなんて関係ない、ということ。
最初は思いつくままに全部書き出してみる。
健康のこと
お金のこと
キャリアのこと
家族のこと
社会的地位
住環境
人間関係
とにかく自分の理想を出してみてください。
そして大事なのは、
それを〝叶っている〟前提で書くことです。
私の師匠である新田さんにもよく言われました。
「〜できたらいいな」ではなく
「私はこうなった」と書きなさいと。
ぶっちゃけ、最初は抵抗がありました。。
「そんな断定して大丈夫なのかな」と不安で。
でも不思議なことに、書き方を変えるだけで
いつ間にかそれが当たり前になっていたし、
なんだか臨場感がどんどん高まっていったのです。
臨場感が高まると、
脳はその未来を現実のように扱うようになります。
「私はできない」と思えば
本当にできなくなる。
でも「私はできている」と思えば、
そこに自然と近づいていく。
これは自分だけでなく、他人に対しても同じです。
私は長い間「運動神経がない」と言われ続け、
自分でもそう思い込んでいました。
だから体育の授業では積極的になれず、
挑戦する前から諦めていました。
けれども実際は、長距離走では
クラスの上位に入るくらいの力があった。
にもかかわらず「運動神経がない」
というレッテルに縛られて
行動できなかったのです。
コレ、同じことを子どもにもしてしまっているなって
思う時があるんですね。
「あなたは慎重だから」と言ってしまえば、
子どもは本当にそういう行動をとるようになります。
だから、
自分にも他人にもレッテルを貼らないこと。
未来の可能性を狭めないこと。
これがとても大事なのです。
未来を描くことは、ある意味、
自分を毎日更新することでもあります。
昨日の自分は「こんな未来は無理だ」
と思っていたかもしれない。
でも今日の自分は「いや、できるかもしれない」
と思えるかもしれない。
その更新を繰り返すことで、
未来は少しずつ書き換えられていきます。
安心は楽です。
過去の延長線上にいるほうが心地いい。
ずっとぬるま湯に浸かっていたい。
けれども、そのままでは何も変わらない。
それもあなたは分かっているはず。
新しい未来を描いて、
その未来を「叶っている」と信じ、
日々小さな習慣を積み重ねていく。
そうやって人は、ぬるま湯を抜け出し、
新しい舞台に立つんです。
是非、今日からやってみてください。
未来を「叶っている」と前提でノートに書くこと。
そして、自分にも他人にもレッテルを貼らない。
それだけで、半年後、一年後には
驚くほど違う景色が広がっているはずです。
そしてその景色は、
今のあなたがまだ想像できないくらい、
鮮やかで力強いもの。
一歩一歩の積み重ねが、
必ずそこへつなげてくれます。
私も一緒にその景色を見に行けたら嬉しいですし、
あなたの未来の舞台に、心から大きな拍手を送りたいです。