りさの活動

脱サラして気づいた〝自由の落とし穴〟

risa

こんにちは、りさです!



さて、今回は、

「自由が実は不自由になる」

というテーマで書いてみたいと思います。



多くの人が

「自由になりたい」

と思いますよね。



時間の自由、お金の自由、場所の自由。



会社に縛られず、

自分で好きなことをやりたい。



副業や起業を始めるときの理由で

とても多いのがこの「自由」です。



でも、実際に自由を手に入れたとき、

人は本当に幸せになれるのでしょうか??





私自身、夫婦で脱サラし、

自由な生活を手にしたからこそ痛感しているのは、

「自由は必ずしも解放ではない」



ということ。




むしろ、人によっては、

自由が新しい〝不自由〟を生み出してしまう。



今回はそのことについて、

私たち夫婦の経験も交えてお話ししますね!







私の夫は1年半ほど前に会社を辞め、

YouTubeショートに挑戦しました。



紆余曲折ありましたが、月に数十万円、

多い時には120万円ほどの収益をあげることができました。



通勤もなく、時間も自由。


好きなことをして収入を得られる。



まさに「自由」を手にした生活です。




ただ、ここからが難しいところなんです。



夫は今、私のコミュニティで

講師をしてくれています。



私自身が場を整え、

報酬も私が渡す形になっています。



もちろん心から感謝しているし、

夫がいてくれるからこそ助かっている部分は本当に大きい。





でも、ふと「これで本当にいいのかな?」

と思うことがあるんです。



表面的にはうまくいっているし、

生活も安定している。




けれども、新しい挑戦をしているわけでもなく、

現状に満足してしまっているようにも見える。



私が支える形に偏ってしまっているのも、

少し違和感がある。




たとえば、

「講師という役割に収まってしまって、それ以上に広がらないのでは?」

という気持ち。




決して責めたいわけではなく、

むしろ「もっとできる人なのに」

と思うからこそ、もどかしいんです。



せっかく力も実績もあるのに、

自分の挑戦や未来を描くことを止めてしまってはもったいない。




私としては、一緒にステージを上げていきたいし、

互いに高め合う関係でいたい。





つまり、

「自由を手に入れたけれど、その自由に甘えてしまったら不自由になる」

そういう危うさを、

身近な夫婦関係を通して強く感じているのです。





これは、夫だけの話ではありません。


副業やブログの仲間を見ていても

同じようなケースをたくさん見てきました。



「脱サラ」がゴールになってしまって、

その後は現状維持で止まってしまう人です。



最初の目的を達成した瞬間に燃え尽きてしまい、前に進めなくなる。




例えば、会社を辞めるために

死ぬ気でブログを書いていた人が、

いざ会社を辞めた途端に更新が止まってしまう。



最初は「時間ができたからもっと書ける!」と言っていたのに、

自由になった瞬間、逆に手が止まるんです。



あるいは、YouTubeやSNSで

一時的に成果が出て月収7桁に到達した人。



「もうこれで十分だ」と思った途端、

研究や改善をやめてしまい、

アルゴリズムの変化やトレンドの移り変わりに対応できなくなってしまう。



気づいたら再生回数が落ち込み、収益も半分以下に・・・。



「手法」だけに依存してしまう人も多いですね。



たとえば一つのノウハウで稼げるようになったら、

それ以外を学ぼうとしない。



すると、そのやり方が通用しなくなった瞬間に

「もうどうしようもない」と不安に押しつぶされてしまう。




結果として、「やっと手に入れた自由」が

逆に重荷になっていくんです。




収入が下がる不安、何も挑戦していない自分への虚しさ。




これではせっかくの自由が、

かえって不自由に繋がってしまいます。







では、本当の自由とは何なのでしょうか。



私は「自由=何でもしていいこと」ではないと思っています。




本当の自由とは「挑戦を続ける自由」だと思います。



未来に向かってステージを上げていく過程こそが自由。




そこにワクワク感や志があるからこそ、

人は生きている実感を持てるのです。







でも、挑戦を続けるためには燃料が必要です。



自由な環境は一見心地いいけれど、

そこに甘えてしまうと、

やる気も行動力もだんだん失われてしまう。



人は意外と、制限や期限がある方が力を発揮できるものです。



だからこそ「挑戦し続ける自由」を守るためには、

あえて制約を自分に課すことが大切なんです。



学生時代、テスト前になると妙に集中して

勉強できた経験はありませんか??


締切前に驚くほどの力を発揮できるのも同じです。



制約や枠があるからこそ、人は燃えるんです。



これはビジネスでも同じ。



ブログの記事作成も、

「時間があるときに書こう」

と思っていると結局書けない。



けれど「毎朝9時までに1本アップする」と決めると、

不思議と筆が進む。



やらなきゃいけない環境に

自分を追い込んだ方が、

むしろ楽になったりします。



私自身も、毎朝のライブ配信を

「やる」と決めているから起きられるし、

話せています。




もし「気が向いたときだけ配信する」としていたら、

きっと三日坊主で終わっていたと思います笑




前日が3時間睡眠だったとしても、

Threadsで「何時から何をやる」

と宣言したからこそ、予定通りに進められました。



つまり、制約とは

「自分を縛るもの」ではなく「自分を動かす燃料」

なんです。



外から与えられる義務ではなく、

自分で選んで決めるルールだからこそ力になる。



周囲にアウトプットして

「やる」と見せるだけで、

行動のスイッチが入る。



私はそれを何度も体感してきました。






ここで一度、問いかけたいと思います。



あなたが本当に欲しいのは

「時間が空くこと」でしょうか??


それとも「時間をどう使いたいかが明確になっていること」でしょうか。




多くの人は前者を求めます。


「もっと休みたい」

「何もしなくていい時間がほしい」と。



でも、実際に休みを得ると、

人は意外と不安になるんです。



予定がなく、誰からも求められない。



好きなだけ寝られるのに、なぜか虚しい。



そんな経験はないでしょうか。




本当の自由は、時間が空くことそのものではなく、

「その時間をどう生きるか」が決まっていることなのです。



方向性を持ち、自分の意思で何かに向かっていく。



それがある人は、多少忙しくても充実感を感じます。



逆に、ただ暇になった人は自由を持て余し、

かえって不自由になる。





もう少し具体的に考えてみましょう。



例えば、毎月5万円稼げるブログを

10個作ったら50万円になります。



理論的には「安定した自由収入」。


でも実際にそれをやったとき、

本当に心が満たされるでしょうか。



最初は達成感があるかもしれません。



でも、そこに「挑戦」や「物語」がなければ、

人は長くは燃え続けられません。




やがて作業はルーティンになり、

退屈になります。




結局、

「もっと楽に」「もっと効率よく」

と手法ばかりに意識が向かい、

自分の心が置き去りになっていく。


これは〝停滞という不自由〟です。



外側からは自由に見えても、

内側ではむしろ可能性が閉じてしまっているんですね。



一方で、私がここで言う

「あえて不自由を入れる」というのは、

少し違う種類の不自由です。



毎日決まった時間に発信するとか、

誰かに宣言するとか、

新しい挑戦を必ず一つ仕込むとか

自分で選んだ制約。



これは一時的に行動を縛る〝不自由〟ですが、

その縛りがあるからこそ

エネルギーが生まれ、未来が広がる。



つまり〝未来に繋がる不自由〟です。

同じ〝不自由〟でも、

停滞を生む不自由と、

成長へ導く不自由は全く別物。



自由を手にした先で本当に満たされるためには、

後者の〝未来につながる不自由〟を

自分で選んで取り入れることが大切なのです。








最後に、自由について改めてまとめたいと思います。



自由を求めれば求めるほど、人は不自由になる。



これは矛盾のようでいて、実は真実です。



本当の自由とは、

「未来を描き、挑戦し続ける自由」

それはゴールではなく過程そのもの。



だからこそ、私たちはあえて自分に制約を課し、

小さな挑戦を積み重ねていく必要があるんです。




その姿が周りを感化し、

家族や仲間を前に進める力になる。




「自由=何もない状態」ではなく、

「挑戦を続ける権利を持ち続けること」。





だから今日も挑戦を積み重ねていきましょう!

about me
<ruby>左右田<rt>さうだ</rt></ruby>りさ
左右田さうだりさ
ブロガー
ブログコンサルタント。1つのブログで年収1400万円を稼いだ経験を元に、ブログの作り方を初心者から丁寧に指導。現在年商3000万円。短期間で大きな収益を生み出す「バズ×収益化メソッド」と、長期的にファンを増やしていくノウハウを掛け合わせた「ブログのツインタワー戦略」を考案し、多くの人にブログの魅力を伝えるべく活動中。
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