りさの活動

見えない通帳に、今日もギブをひとつ

risa

こんにちは、りさです!



今回は、みんながアウトプットとして使っている

Threadsの活用とギブの話を書いていきたいと思います。




ギブというと、与えるってイメージありません??

一見、相手のための行為に見えるけれど、

実は自分のためでもあるんです。




いま取り組んでいる「ぬるま湯脱出企画」も、

出発点はギブなんですよ。



けれど、一番救われているのは私自身だなって。





毎朝ライブをして、その内容をブログにまとめてるんですが、



正直、最初は続けられるか不安でした。




ライブはともかく、

配信後に文章を整えるには時間も集中もいる。



正直、「ライブだけでいいんじゃない?」

と心が揺れた日もあります。





それでも続けてみたら、

聞いてくれた方がアウトプットをしてくれたり、

記事に感想をくれたりしました。



「涙が止まらなかった」という投稿に

私のほうが胸を打たれるんです。





誰かの心が動いたっていう手応えは、

すごい力で背中を押してくれます。




ギブしているつもりが、

いちばんギブを受け取っているのは自分。




そんな循環に支えられてるなって

心から思うんですよ。






私は〝人が頑張る姿〟が好きです。


それは完璧な姿ではなく、

むしろ不格好で、ぎこちなくて、

誰にも見られなくても歯を食いしばっている瞬間。




膝に手をついてでも一歩を踏み出そうとする、

その小さな勇気に心を打たれるんです。



漫画や小説や映画で感動する場面も、

結局はそこなんですよ。




派手な成功のシーンよりも、

その直前の「もうダメかもしれない」

とつぶやきながら立ち上がるシーンにぐっときてしまう。




だからこそ、現実の世界で

目の前にいる誰かが挑戦している姿を見ると、

物語以上に胸が熱くなるのです。




結果や数字がすべてだ

という考え方があることも知っています。



もちろん結果は大事です。



でも、そこに至るまでの物語を見ずに

数字だけで評価してしまったら、

人生の本当のおもしろさを見落としてしまう気がします。




うまくいかない日々や誰かを比べて落ち込む時。


努力の意味を疑ってしまうこともある。



そういうものを抱えながらも、

それでもまた一歩を積み重ねる。



その見えにくい変化の積み重ねが、

ある日ふっと跳ねて、飛躍の瞬間を生むのです。



私は、そのプロセスこそ大事だと思っています。




数字や結果の裏に必ず存在する〝人が頑張る姿〟。



その物語をすくい上げたいし、

それを共有することで、

また誰かが一歩を踏み出せるようになるのではないかと思うんですよ。






そんなギブの循環ですが、

これには三つの効用があるんです。




ひとつは視点が広がること。


人はつい、自分の「できなさ」や「不甲斐なさ」

にフォーカスしてしまいがちです。



「また今日も進めなかった」

「あの人に比べて私は遅れている」と、

狭い視野の中で自分を責めてしまう。



そうすると、世界はどんどん小さくなってしまいます。


けれど、誰かの良さを探して言葉にしようとすると、

その視点は一気に外に向きます。



「この人の挑戦はどこが素晴らしいんだろう」

「どんな努力がその一歩につながったんだろう」

と考え始めると、

自然と周りの景色が見えてくるんです。




不思議なことに、相手のいい部分を探そうとすることで、

自分の狭い視野が広がり、

世界を〝他者のストーリー〟を通して

見られるようになるからです。



そのとき、停滞していた自分の心もまた、

少しずつ動きやすくなります。



ギブとは、相手に向けた行為のようでいて、

実は自分の視野を広げるための

最高のトレーニングでもあるんです。




ふたつ目は言葉が磨かれること。



誰かの強みを観察して、

それを自分なりの言葉で表現しようとすると、

自然と語彙や表現の幅が広がっていきます。



「すごい」だけではなく

「どうすごいのか」

「どんな工夫が見えるのか」

と掘り下げて言葉にする。



その積み重ねが、発信力そのものを鍛えてくれるし、

過程の中で観察力も磨かれます。



人の行動や思いを丁寧に見る習慣がつくと、

自分自身の振り返りにも応用できるようになります。



発信でも仕事でも、

PDCAを回すときに

「なぜそうなったのか」

を言語化する力が必要です。



だから日々のギブは、単なる応援ではなく、

自分の言語力を鍛える練習でもあるんです。



最後は、循環が生まれることです。


ギブは必ずしもその相手から直接返ってくるわけではありません。



でも不思議と、別の形で

ご縁やチャンスになって戻ってくるんです。



「思いがけない人から声をかけてもらえた」

「以前の行動がきっかけで新しい機会につながった」



という経験、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。



それはまるで、

目に見えないストックが少しずつ積み上がっていくような感覚。



今すぐ使えるわけではなくても、

ある日ふとした瞬間に

「あのときの行動が生きている」と気づく。




そういう積み重ねが、

自分の未来を支えてくれます。






だからギブは「誰かのためだけにする行為」ではなく、

「未来の自分に先払いする行為」とも言えます。



今その瞬間には何の変化もないかもしれない。

でも、相手に向けた一言やちょっとした応援は、

確実にどこかで返ってきます。



もちろん、直接相手から感謝されることもあれば、

思いがけない第三者に届いて

新しいご縁を生むこともある。




めぐりめぐって広がった循環は、

やがてコミュニティ全体を育てるし、

自分自身の可能性も押し広げていく。




返ってくるのを待つのではなく、

巡りに任せる意識をする。




そうするとギブをした瞬間に、心が少し軽くなって

自分の中のエネルギーが澄んでいく。



そんな感覚を味わえたら、

それだけで十分豊かさを受け取っているのだと思います。






ギブは損得では測れません。


むしろ「自分は何に心を動かされるのか」

を映し出す鏡のようなもの。




だからこそ、もう一つ大切にしたいのは、

ギブ自体が〝自己紹介になる〟という視点です。



誰かのどんな部分に心が動いたのかを語ることは、

自分の価値観を表明することでもあります。



肩書きや数字は塗り替わるけれど、

「何に感動し、何を美しいと思うか」はその人の核です。



推した分だけ、自分の価値観がくっきりするんですよ。




だから、Threadsでは

ぜひ仲間にコメントしてみてください。



「この姿勢が素敵」

「ここ真似したい」と、

一言でも十分です。



あくまで自然体でいいんです。



人間の脳は、見返りを期待すると

ストレスを感じやすいと言われています。



「お礼をもらうためにやった」

と思った瞬間に疲れてしまう。




でも「自分がやりたかったからやった」

と思えれば、むしろ元気になる。




だから「返さなきゃ」と

構える必要はありません。




本当に心が動いたときに

「いいな」と伝えるだけで十分です。




その小さなギブが積み重なると、

不思議と場全体の空気が変わります。



火を灯すように熱が宿り、

自然と温度が上がっていく。





コミュニティは生きています。



言葉や行動が巡り、温度が上がり、場が育っていく。



受け取るばかりでも、与えるばかりでもなく、

循環を意識することで停滞感は自然に薄れていきます。



そして、そうした循環は

必ず自分の未来にもつながります。



すぐに結果は見えなくても、

誰かのための一言や小さな行動は、

見えない通帳に貯金されていきます。



そしてある日ふと

「あのときの一言が今の自分を支えている」と気づく。




その瞬間に、過去の自分から

未来の自分へのギフトを受け取ることになる。




だからこそ、ギブは「与えること」以上の意味を持ちます。



相手のためであり、自分のためであり、場を育てる力でもある。



そんなギブの循環を、

一人ひとりが意識できたら、

きっと私たちの毎日はもっと温かく、

もっと前向きなものになるはずです。



今日も、小さなギブをひとつを重ねていきましょう。

about me
<ruby>左右田<rt>さうだ</rt></ruby>りさ
左右田さうだりさ
ブロガー
ブログコンサルタント。1つのブログで年収1400万円を稼いだ経験を元に、ブログの作り方を初心者から丁寧に指導。現在年商3000万円。短期間で大きな収益を生み出す「バズ×収益化メソッド」と、長期的にファンを増やしていくノウハウを掛け合わせた「ブログのツインタワー戦略」を考案し、多くの人にブログの魅力を伝えるべく活動中。
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