気分に支配される毎日から抜け出すには

こんにちは、りさです!
今回のテーマは、
「気分に振り回されずに生きるには?」
をお送りします!
ちょうど師匠のセミナーでこの話があり、
皆さんにも共通することだと思ったので
アウトプットがてらお伝えしていこうと思います。
人は一日の中でも気分のアップダウンを
何度も経験しますよね。
やる気が急に高まったり、
逆に一瞬で消えてしまったり。
その時に大事なのは、
気分と感情を切り分けること。
気分は「上がる・下がる」という状態であり、
感情は「悲しい」「苦しい」といった具体的なもの。
この二つをごちゃまぜにすると、
気分の落ち込みが長引いてしまいます。
だからこそ、ダウンした時に
余計な感情を乗せないことが大切なんです。
考えてみると、気分の上下には
本当に多くの要因が影響しています。
人間関係の中で交わされる何気ない一言や
SNSでの心ないコメント、ネガティブなニュース。
そうした小さな出来事や情報の積み重ねが、
私たちの気分を大きく揺さぶります。
そして食べ物や住環境も同じように、
日常の気分を左右していると感じます。
私自身も、疲れているときや
ストレスが溜まっているときには、
つい辛いものに手を伸ばしてしまいます笑
その瞬間は
「よし、これで気分転換できる」
と思うのですが、
食べ終わった後に襲ってくるのは
「またやっちゃったな」という罪悪感。
胃が重くなる感覚と一緒に、
気分まで落ち込んでしまう。
これはまさに
〝気分を上げるつもりが、結局は下げる行為〟
なんですよね。
短期的な快楽に飛びついた結果、
長期的に自分を消耗させてしまう。
こうした悪循環は、誰にでも経験があるのではないでしょうか。
一方で、人の想いがこもった食事をいただいた時には、
同じ「食べる」という行為なのに、
心と体の満たされ方がまったく違うことに気づきます。
私の家には、食事を作りに来てくださる方がいます。
その方が考えて作ってくださる料理は、
本当に美味しくて、食べた後の気分が全然違うんです。
お腹が満たされるだけでなく、心までホッと温まる。
なぜそう感じるのかを考えてみると、
その料理に「思い」が込められているからだと思うんです。
栄養のバランスを考えてくれたり、
季節の食材を取り入れてくれたり、
わざわざ遠くから車で1時間かけて来てくださったり。
その一つひとつの行動の背景に
「大切に思っている」という気持ちがある。
その〝思い〟を受け取るから、
食べた後の気分が上向くんですよね。
同じ食事でも、コンビニで買ったカップラーメンと
人の手で丁寧に作られた料理とでは、
体が感じる栄養以上に、心が感じる温度が違う。
言い換えれば
「食べ物を通して、人の思いもいただいてる」
のだと思います。
私たちは食事から単なるエネルギー以上のものを受け取っている。
この違いを知ってkら、
私は「何を食べるか」以上に
「誰が作ったものを食べるか」
「どんな思いを込めているのか」
を意識するようになりました。
たとえ同じ材料を使っていたとしても、
作り手の気持ち次第で料理の持つエネルギーは大きく変わる。
そのことを体感すると、食事はただの生活習慣ではなく、
〝気分を整える大切な要素〟なんだと実感します。
とまぁ、食べ物を例にしましたが、
私たちの気分は「外的な要因」に
大きく左右されていると分かります。
だからこそ、なるべく気分を下げない環境を
自分で選んでいくことが大切です。
部屋を片付ける。
SNSのネガティブ情報を見すぎない。
自然の中で過ごす時間を増やす。
そういった小さな工夫の積み重ねが、
自分の気分を安定させるための土台になるのです。
そしてもちろん、仲間の存在も欠かせないですよね。
師匠のセミナーでも、多くの人と一緒に学び合い、
応援し合える空気を感じました。
本気で応援し合える仲間がいることは、
何よりも大きな支え。
批判や足の引っ張り合いではなく、
お互いの良さを引き出し合える関係性を選んでいく。
それは夫婦や家族関係でも同じだと思います。
私自身も、夫婦関係で小さなことが気になって
喧嘩になることがありました。
「どうしてこれをしてくれないんだろう」
と思うことは誰にでもあると思います。
でも、そうやって不満ばかりに目を向けるのではなく、
お互いの良さを認め合う関係に変えていくこと。
最近ようやく夫婦で
しっかり話し合えるようになり、
「一緒にもっと良い関係を築いていきたい」
と思えるようになりました。
最も小さな単位である夫婦関係を大切にしながら、
それを広げていくことができれば、
人とのつながり全体がもっと豊かになっていくはずだって。
そしてもう一つ大切なのは
「軸を持つこと」です。
自分が何を大事にしているのか、
どんな価値観を基準に生きたいのか。
その〝軸〟があることで、
気分のアップダウンに揺れにくくなります。
成功した時に浮かれすぎない。
批判や否定を受けた時に必要以上に落ち込まない。
気分に反応して右往左往するのではなく、
フラットな心持ちでいられることが、
安定した人生につながるのです。
私たちは普段、気づかないうちに
「気分=自分」だと思い込んでいます。
朝起きてやる気が出なければ、
「今日はダメな日だ」と決めつけてしまう。
逆にテンションが高いと
「私は最強だ」と思ったり。
でも、それって全部
「一時的な気分」に過ぎないんですよね。
師匠のセミナーで特に印象的だったのは、
「今の気分は本当の自分じゃない」
という言葉です。
これを聞いたとき、ハッとしました。
気分は外的要因に影響された一時的なもので、
それが自分の本質ではない。
たとえば、上司の一言、天気、SNSのコメント、体調、睡眠時間…
ほんの些細なことで気分は簡単に変わります。
もしそれを「自分そのもの」だと思ってしまえば、
外の出来事に操られて生きることになります。
だからこそ、気分が下がったときには
「今の気分は本当の自分じゃない」
と声に出してみる。
すると不思議と、
「あ、これは一時的な波なんだ」と俯瞰できる。
自分の本質はもっと深いところにある
という感覚に立ち戻れるのです。
気分は「天気」のようなもの、ではないでしょうか。
晴れの日もあれば、突然の雨や嵐の日もある。
朝は爽やかだったのに、
午後にはどんより曇ってしまうことだってあります。
でも、その上にはいつも変わらない
「空」が広がっています。
この〝空〟こそが、自分の軸です。
空そのものは、どんな嵐が来ても壊れませんよね。
雨や雷は一時的に空を覆って見えなくしてしまうけれど、
やがて必ず晴れ間が戻ってくる。
大切なのは「私は天気ではなく空そのものなんだ」と思い出すこと。
声に出して「今の気分は本当の自分じゃない」と唱えるのは、
自分が〝天気〟ではなく〝空〟だと
意識を戻す行為です。
天気を無理に変えることはできなくても、
「自分は空なんだ」と思い出すだけで、
揺れ動く気分に振り回されすぎず、
むしろ「揺れても大丈夫」
と感じられる安心感が生まれるんです。
私たちは日々、仕事や家庭、
人間関係の中でたくさんの刺激を受けています。
その中で気分が上下するのは当たり前のこと。
けれど、その波に振り回され続けると、
人生全体が不安定になります。
だからこそ、自分の気分が
どんな要因に影響を受けているのかを理解し、
不要なものは断ち切る。
そして、自分の軸をしっかりと持ち続ける。
そうすることで、外からの刺激に流されにくい自分を
育てていけるのだと思います。
私も、全然完璧ではありません。
落ち込むこともあるし、
ついネガティブな情報を見に行ってしまうこともある。
でも、その度に
「今の気分は本当の自分じゃない」
と唱えるように心がけるくらいならできるなって思うんです。
結局のところ、私たちは
「気分をコントロールする」のではなく、
「気分に振り回されない選択をする」
ことが大事なのかもしれません。
外的要因に左右されるけれど、
その後どう行動するかは自分で決められる。
環境を整え、情報を選び、仲間とつながりる。
そしてブレない軸を持つ。
それでもブレそうな時は、
「今の気分が自分の本質ではない」と理解する。
その一歩一歩の積み重ねが、
確かな自信と安定につながります。
空模様に左右されず、
あなたらしい空を広げていきましょう。