りさの活動

燃え上がってガス欠する人の強みを生かす習慣術

risa

こんにちは、りさです!



さて、今回のテーマは

「燃え上がるけどすぐガス欠する人」

について。



コミュニティでも

「一気に盛り上がるけれど、すぐ失速して自己嫌悪に陥ってしまう」

という声がありました。



三日坊主になってしまうこと、

誰しも心当たりがあるのではないでしょうか。





新しい手帳やノートを買ったとき、

最初の数ページはびっしり書き込んで、

色ペンやシールで華やかに飾ってみる。



SNSに新しくアカウントを作ったときも、

最初はプロフィールを書き込んで、

投稿を工夫して、

「どんな反応が来るだろう」

とワクワクしながら待つ。




今回の「ぬるま湯脱出プログラム」だってそうです。



「ここから自分は変わるんだ」

と期待で胸がいっぱいになる。



でも、数日、あるいは数週間が経つと、

あの熱はどこへ行ってしまったのかと思うくらい、

気持ちがしゅんと下がってしまう。



「まぁ、今日はいいか」

「また今度でいいや」と先延ばしになり、

そのうち手帳は白紙のまま、

SNSも更新されず、

プログラムの課題も溜まっていく。




あれほど意気込んで始めたのに、

自分でも不思議なほどやる気が続かない。




この現象の裏側には、

脳内で分泌されるドーパミンが

大きく関わっています。



ドーパミンは「快楽ホルモン」と呼ばれることもありますが、

正確には「報酬予測の化学物質」。


つまり、何か新しいことに出会ったとき、

「これをやったらすごく良いことがあるかもしれない」

と脳が感じた瞬間に、

ドーパミンが大量に放出されます。



それが「ワクワク感」や「やる気」の正体です。



だからこそ、

新しいノートを開いた最初のページは

驚くほど丁寧に書けるし、

SNSの初投稿は必要以上に熱量を込めてしまうし、

プログラムに参加した初日は

「これなら自分でもできるかもしれない」

と胸が高鳴る。





けれど、人間の脳はどうしても

「慣れる」ようにできています。



最初は眩しいほどに新鮮だったことも、

2回目、3回目と繰り返すうちに刺激が薄れ、

「特別感」がなくなっていく。




その結果、ドーパミンの分泌量も減り、

気持ちが盛り下がっていくのです。



昨日までのワクワクが嘘のように消え、

「まぁ、いいかな」という気分がやってくるのは、

この脳の仕組みによるものなんですね。




つまり「スポーツカー型」で、

一気に走れるけれど燃費が悪い。



さらに、うまくいかないと

「やっぱり私ダメだ」と

自己否定に入ってしまう方も多いです。



そこから再起動するのに

またエネルギーが必要で、

負のループに陥りやすいんですね。




私自身も思い当たる節があります。



ジムに入会したときなんかは

最初の1週間は新しいウェアを買って、

筋トレメニューも調べて、

「絶対に続けるぞ!」

と気合十分で通うんです。



トレーニング後の爽快感もあって、

毎日がちょっと誇らしい気持ちになる。




ところがだんだん、、、

仕事が忙しいから。

今日は雨だから。

そんな理由をつけて休むようになり、

行かない日が増えていく。



気づけば月会費だけ払い続けて、

ジムにはほとんど行かなくなってしまう。



頭では「続けなきゃ」と分かっているのに、

心がついてこない。




そんな経験、きっと誰もが一度はあるはずです。



では、なぜ同じように取り組んでいるのに

続けられる人と続けられない人がいるのでしょうか。



答えのひとつは「やり方」と「考え方」にあります。



燃え上がってガス欠するタイプの人は、

最初の瞬発力がすごく強い。



でも、そのエネルギーを

「一点集中で消費してしまう」からこそ、

持続が難しくなるのです。



ここで大事なのは

「行動を細かく分割する」こと。



ブログ1本を書き上げるのは大変でも、

「ネタを5個出す」

「導入だけ書く」

「見出しだけ作る」

なら取り組みやすい。



分割することで「やり切った!」

という感覚を何度も得られるので、

続けやすくなります。



そして「数字や結果」で正解・不正解を判断しないということ。



たとえば

「再生回数が10万超えたら合格、それ以外は不合格」

という基準では、

確実にやる気の波に振り回されます。



大事なのは

「今日やると決めたことを実行した」

という行動そのものを評価すること。



100点でなくても60点、50点でもいいのです。



「できた自分」を認めることが、

長く続けるための鍵ですよ。






ただ・・・


これだけだと

「頭では分かってるけど続けられない」

という声も聞こえてきそうです。



そこでおすすめなのが

「ひと工夫で新鮮さを保つ」ということ。


人はどうしても新しい刺激に反応してしまう生き物。



ならば、その性質を味方にすればいいのです。



作業場所をカフェに変える。

お気に入りのマグカップを新しくする。

新しいボールペンを一本だけ買ってみる。


それだけでも「やりたい」という気持ちが

戻ってくることがあります。




また、燃え上がるタイプの人は、

自分を「ダメな人間」と決めつけてしまいがちです。


「私は続けられないから、、」と諦めてしまう。



でも実は、それは弱点であると同時に

「強み」でもあるのです。



短期間で一気に集中できる力は、

他の人には真似できない才能。



だから「スポーツカー型は欠点」ではなく、

「瞬発力を持っている強み」と捉えてみてください。



たとえば、ブログ10本を

同時並行で10%ずつ進める。



1つに飽きたら別のテーマに移る。



タスクを複数並行させて、気分が乗るものからやる。



これなら「途中でやめてしまう罪悪感」も減るし、

気分の波をうまく利用できます。



燃え尽きる前に区切りをつけて、

別のタスクや休息に移ることも効果的です。



さらにおすすめなのは「やる気」ではなく

「時間」でスイッチを入れること。



午前中など、自分が最も集中できる時間に

最も大事なタスクを置く。



人によっては夜型の方もいるでしょう。



自分の「ゴールデンタイム」を見つけて、

その時間はスマホを遠ざけ、

集中が必要なタスクに充てる。



私は朝7:30〜8:30が最も集中できるので、

その時間にブログや動画台本など

「頭を使う仕事」を優先的に入れています。



また、作業を進めるときは

「一番重い工程からやる」

ことが大事。



軽いことから手をつけると、

安心感は得られますが、

本当に大事なことが後回しになってしまう。



気づけばエネルギーが残っておらず、

「今日も進まなかった…」

という悪循環になります。



自分の元気な時間を把握し、

その時間に重い作業を割り当てるだけで

効率は大きく変わります。



私は以前、午前中のゴールデンタイムに

SNSのコメント返しばかりやっていました。



「やった感」はあるけれど、

実際は大事な記事が進まない。



これをやめて

「午前はブログ」

「午後は事務作業」

と切り分けたら、格段に効率が上がりました。



やる気に頼らず「時間で決める」ことは

本当におすすめです。



そして、最後に大事なこと。


それは「自己否定をやめること」です。



ガス欠しても、それは「能力がない」からではありません。



むしろ、能力があるからこそ

一気に燃えてしまうのです。



その性質を受け入れて、自分に合った方法を探しましょう。




これを意識するだけで、

継続へのハードルはぐっと下がりますよ。






結局のところ、人それぞれ「燃え方」が違います。


スポーツカーはトラックのように

長距離を淡々と走ることはできないけれど、

一瞬でトップスピードに到達できる。




どちらが正解ということはありません。



大事なのは、自分のスタイルを否定せず、

どうすればその力を活かせるかを考えること。




もし今「私は続けられない…」

と落ち込んでいる人がいたら、

どうか自分を責めないでください。



あなたの瞬発力は、必ず誰かを動かす力になります。

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<ruby>左右田<rt>さうだ</rt></ruby>りさ
左右田さうだりさ
ブロガー
ブログコンサルタント。1つのブログで年収1400万円を稼いだ経験を元に、ブログの作り方を初心者から丁寧に指導。現在年商3000万円。短期間で大きな収益を生み出す「バズ×収益化メソッド」と、長期的にファンを増やしていくノウハウを掛け合わせた「ブログのツインタワー戦略」を考案し、多くの人にブログの魅力を伝えるべく活動中。
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